アメリカ 1ドル銀貨 1988年 ウォーキングリバティ イーグル銀貨 1oz ..


それは、米ドル/円の5年MA(移動平均線)かい離率で見ると分かりやすいだろう。1988年にかけて120円まで下落した米ドル相場は、5年MAを実に4割以上も下回るものだった(図表2参照)。少なくとも1980年以降で見る限り、5年MAを4割以上も米ドルが下回ったのはこの時以外なかった。


1988, 1989, 1990, 1991, 1992, 1993, 1994, 1995

1988年の世界経済は順調な拡大を示した。アメリカは輸出,設備投資の伸びから3.9%成長,西欧でも設備投資など内需中心に拡大が続いた。同時に,その過程で次第にインフレ懸念が生じ,88年度から,いずれも公定歩合引上げなど金融政策の転換が行われた。しかし,原油価格上昇などもあって,物価上昇率は徐々に高まり,これらに対して,89年に入ってから,各国は公定歩合をさらに引上げた。特に,アメリカの金利上昇がドル高を招き,欧州での金融政策にも影響を与えている。アメリカでは,金利上昇の影響が住宅や乗用車などに表れ,このところ内需拡大のスピードはやや鈍化しているとみられる。

平成元年から平成31年の現在までで、最も印象に残っている出来事、振り返ってみて驚く変化は何でしょうか?平成が終わる2019年4月末まで残りわずか。平成を振り返り、新時代を迎える準備をしてみてはいかがでしょうか。

237.52, 238.54, 168.52, 144.64, 128.15 ..

90年以降は日本のバブルが崩壊し円高が進行した。1995年4月にはドル円は一時79円台と80円を割り込み当時の史上最安値をつけた。4月の月中平均は83円53銭だった。90年代後半には、日本の銀行の不良債権が拡大し金融機関が相次いで破綻し、アジア通貨危機も起こったこともあって円安が進むことになる。ドル円は1998年8月には147円台を付け、1990年4月以来、約8年4ヵ月ぶりの高水準となった。

日本政府は、急激な円高で日本の輸出企業が大きなダメージを受けることを避けるために、景気対策として超低金利政策を推進した。これが世界景気の拡大および日本のバブルを助長することとなった。ドル円は1990年4月には160円35銭まで買われ、4月の月中平均は158円50銭と約7年6ヵ月ぶりの高値を付けた。

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ドル円は1982年10月に278円台と80年以降の最高値をつけた。82年10月の月中平均は271円33銭だった。ソ連がアフガニスタンに侵攻し地政学リスクが高まり、有事のドル買いが進んだ。その後ドル円は反転、1985年9月のプラザ合意でドル安誘導政策が取られたため、1988年11月にはドル円は120円台まで売られ当時の過去最安値をつけた。11月の月中平均は123円16銭だった。

1988/01, 127.18, 127.44, ND, ND, ND, ND