後藤正文 [NAVIGATORS PROFILE] : J-WAVE 81.3 FM RADIO
出身でロックバンド「アジアン・カンフー・ジェネレーション」のボーカルとギターを担当する後藤正文さん(47)が7日夕、同県の県立校で生徒に演奏指導をした。高校生バンドの演奏に耳を傾けた後藤さんは、アンプやミキサーなどのの使い方や練習の大事さなどを説いた。
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生徒から、演奏で最も大切なことは何かと問われた後藤さんは「音楽に一番大切なことは自分や他人の演奏を聴くこと。ギターのチューニングが良くないとボーカルにも影響がでる。聴く余裕がでるまで練習するのは素敵なことです」と答えた。ギター部の斉藤真子部長(17)は「後藤さんのアドバイスで演奏の質が上がった。こんなに変わるのかと実感できた」と話した。
後藤正文。1976年静岡県生まれ。
のボーカル&ギター。新しい時代とこれからの社会を考える新聞『』の編集長を務める。インディーズレーベル『』主宰。
ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文氏 TALK&LIVE EVENT
ミュージシャンの後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)を創立者とするNPO法人「アップルビネガー音楽支援機構」が9月27日(金)よりCAMPFIREにてクラウドファンディングをスタートさせる。
7月に藤枝市役所にて行われた法人設立会見の中で後藤は「音楽制作の現場が変化し、大手レーベルに属さないミュージシャンにとって制作費が限られている現状を踏まえ、気兼ねなく使用できるスタジオの必要性を強く感じた。ミュージシャンが自由に創作活動を行える場であり、地域コミュニティと音楽をつなぐ新しい拠点となるスタジオ作りを目指したい」とその決意を語った。
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レコーディングスタジオは天井が高い「蔵」の特性を活かした「生ドラムの良い音」を録音できる環境で、後藤正文がこれまでに集めたレコーディング機材も提供し自由に使用できるよう整備予定だという。また、隣接する母屋は宿泊施設として改修し、ミュージシャンが滞在する宿泊スペースと、地域交流を行うコミュニティスペースをつくり、後藤の思いでもある「皆でシェアし、皆で育て、皆で歩んでいく場所」を目指す。完成は2025年秋頃を目指しているとのこと。
また、ASIAN KUNG-FU GENERATIONメンバーの喜多建介、山田貴洋、伊地知潔から「スタジオが完成し、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのレコーディングができる日を楽しみにしていますし、この活動が多くのみなさんに届くよう応援しています」と、プロジェクトへの期待を込めメッセージが寄せられた。
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【ASIAN KUNG-FU GENERATION 喜多建介, 山田貴洋, 伊地知潔 コメント】
特定非営利活動法人アップルビネガー音楽支援機構
活動総称:APPLE VINEGAR Music Support(読み:アップルビネガーミュージックサポート)
設立:2024年5月10日
所在地:〒426-0025 静岡県藤枝市藤枝1丁目4番12号
代表理事:小林亮介
理事:江﨑晴城 ・ 釈徹宗 ・ 神吉直人・後藤正文
監事:平野純也
後藤正文の新作映画、写真、画像、動画、関連ニュースの情報。ASIAN KUNG-FU GENERATION.
そのこと(参照: )を報じた際、SNSではアジカンのファンはもちろんのこと、多くのアーティストや音楽関係者が後藤の理念に賛同するコメントを寄せていた。後世の音楽文化が衰退しないためにと、これまでも私設音楽賞「APPLE VINEGAR -Music Award-」を立ち上げ軌道に乗せたり、自身でレーベル・only in dreamsを主宰したりと尽力してきた後藤。アジカンとしての活動やソロアーティストとしての制作もある中で、なぜ彼はこれほどまでに文化事業や社会貢献に身を粉にするのか。そもそも音楽スタジオはどうやって作られるのだろう? なぜ利便性の高い首都圏ではなく、藤枝市という場所を選んだのだろう?
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疑問が次々と湧いてきたことをきっかけに、音楽ナタリー編集部は後藤に「スタジオが誕生するまで追わせてほしい」と打診。本人の快諾を受け、このたび連載企画をスタートさせることにした。「『MUSIC inn Fujieda』ができるまで」と題したこの連載では、後藤正文がスタジオを完成させるまでを、本人や関係者インタビュー、現場レポートなどを通して追っていく。後藤はなぜスタジオ設立に奔走するのか? その理由を聞くことから取材は始まった。
左から下村亮介、喜多建介、後藤正文、山田貴洋、伊地知潔。(Anime Friends 2017 にて)
そうこうしてる間に音楽の聴かれ方も変わって。音楽ソフト中心じゃなくなって、みんながライブや物販に重きを置くようになり、活動における録音物の重要度が下がっているような状況への寂しさもずっと感じていた。それで自分がバンドの録音を手伝うときに、身近にもっといいスタジオがあったらいいよね、みたいな気持ちになったんです。そんなときにたまたまFacebookでつながっていた地元の友達が「藤枝市役所の空き家対策課に配属された」と書いていて、そのポストに「もし天井の高い倉庫みたいな場所があったら紹介して」と書き込んだことから藤枝通いが始まりました。
朝日新聞出版『朝からロック』後藤正文さん(ASIAN KUNG-FU GENERATION)メッセージプリント入りレシート発行.
大人気バンドアジアンカンフージェネレーションのボーカル後藤正文さんが玄武洞公園にやってくる。パタゴニア日本支社の中西悦子さんとの特別トークイベントの後にライブ開催。
【Part4】後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
ただ、都内でさえ立ち行かなくなるスタジオが多くて、人件費もかかれば電気代もかかる。自分たちも従来通りのやり方でスタジオを作ってしまうと、あくせく営業をしなくちゃいけないだろうし、これは非営利じゃないと持続可能性がないなと思って、それでNPO設立を考え始めたんです。僕のプライベートスタジオを作るんじゃなくて、「みんなのスタジオを作る」みたいな発想の転換をしないと、このプロジェクトは実現しない。街歩きをして物件を探す中で地元とのコミュニケーションがいかに大事かも身に染みて、地元の人たちとNPOを立ち上げるのが流れとして一番いいんじゃないかと思ったし、幸せな場所になる確率が上がると考えたんです。
後藤正文インタビュー | フジロック会場から最新レポートをお届け
『朝からロック』を上梓した後藤正文へのロングインタビュー後編をお届けする。()
後藤正文、アンビエント・ミュージックAL『Recent Report I』カセット、ポストカードリリース ..
――本に収められたエッセー「音楽と政治」(「良い音楽家は奏でる前に、聴く〈ロッカーの章〉」)では映画「アメリカン・ユートピア」(デヴィッド・バーンのブロードウェーの舞台を記録した映画/スパイク・リー監督)を取り上げ、「音楽的な魅力が社会的なイシューと切り離されていないところにも感銘を受けた」と評価しています。アートと社会的なメッセージのバランスも重要な問題ですよね。
今夜の「関ジャム 完全燃SHOW」に後藤正文(アジカン)登場!
もともと大賞の人だけをサポートしたいわけじゃないんです。ノミネートされた作品それぞれに讃えるべき達成がある。「比べなくてもいい」と言われたら本当にその通りで。例えば、スタジオを1日借りるとか、ワンランク上のマイクを買うとか、そういうことでインスピレーションが湧く瞬間があるはずなので、賞を始めた頃は自分たちの財力と照らし合わせて、賞金という形でサポートをするのがいいんじゃないかと思ったんです。でも、賞を長く続けてると、大賞には選ばれなかったけど、本当はこの人たちのことも同じぐらい支援したいんだけどな、という気持ちが出てきて。
後藤正文と話し合う価値基準。「文化的な価値はお金じゃ測れない」
何ができるかはその都度考えていかなきゃだし、何があったら幸せなのかをみんなに聞いてみたいとも思います。支援は一方的にすればいいものではないし、「お腹は減ってないけど、やたらと食事が用意されてる」みたいな不幸もあるじゃないですか。「こういうサービスや援助があったらみんな助かるよね」というのをみんながそれぞれの場所で言葉にすると、広く認知されていく。そういうきっかけでもありたいと思います。資金的な規模が大きいわけじゃないから、文化庁がちゃんと賞を運営するなら、そっちのほうが早いのかもしれないですけど、文化の基本はボトムアップというか、そもそも「音楽って私たちのものじゃない?」と思うんですよ。カルチャーは上から与えられるものじゃなくて、自分たちの生活やストリートから積み上げるもので、それ以外はないんじゃないかと思う。で、時折その中から成功する人が出てくる。成功した人たちはカルチャーに還元するべきだと思う。そういう循環がないと、ただただこの世界のあり方にならって、数%の富豪が世界中の富を独占していく流れと相似形になっちゃう。僕がやりたいのはそういうことではないので、「みんなでシェアしよう」という気持ちなんですよね。
アジカン後藤正文設立「APPLE VINEGAR -Music Support-」スタジオ建設のクラファン開始 ..
森朋之(もり・ともゆき)/音楽ライター。1990年代の終わりからライターとして活動をはじめ、延べ5000組以上のアーティストのインタビューを担当。ロックバンド、シンガーソングライターからアニソンまで、日本のポピュラーミュージック全般が守備範囲。主な寄稿先に、音楽ナタリー、リアルサウンド、オリコンなど。
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県外の人が日帰りで静岡に行くのは大変だし、泊まってもらう以外に方法はないと思ったんです。だから滞在型がいいだろうと。若いうちに寝食をともにして音楽を作る時間って、すごく大事なんですよね。みんなでいろんな話をしながら音楽に取り組むことはとても貴重で。特にそれを20代とかの若いうちにやるのと、僕ら40代のおじさんが泊まりに行くのとでは違う何かがあるから、そんな場も提供できたらなって。山中湖や河口湖の近くにあるスタジオは周りに何もなくて、コンビニまで車で20分くらいかかるけど、藤枝の場合はコンビニだったり、気分転換に使えるような場所も近くにあるから、行き詰まらずに、リラックスしながらレコーディングができることも魅力の1つだと思います。
ASIAN KUNG-FU GENERATION アジカン メガネ眼鏡 後藤正文
ゲストハウスを作る予定でいます。スタジオを応援してくれる人が泊まりに来たり、あるいは普通に静岡に旅行に来た人たちにも利用してもらえたりしたら、その利益がNPOの持続可能性を高めてくれると思います。今後の活動を考えると、正直スタジオ以外でも収益を得る場所が欲しいんですよね。もちろん、藤枝市は駅前まで行けばホテルもいっぱいあるから、そっちを使ってもらってもいいですし。
SPECIAL OTHERS & 後藤正文(from ASIAN KUNG-FU GENERATION)
【AERA2024年12月23日号(12月16日発売)】団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となることで起こる「2025年問題」。「社会保障費の増大」「医療に関わる人材の不足」「労働力不足の深刻化」の3つが大きな問題になってくると言われています。その子どもである団塊ジュニア世代にとっては、親の介護や自身の老後について否応なしに直面させられることに。よりよい後半生のために、不安なく将来を迎える術を考えます。