校正記号はどうやって使う?覚えておきたい校正記号10種類を紹介


校正記号を正しく使えば、文章の修正指示が意図したとおりに伝わりやすくなります。そのため、出版物やWebコンテンツを制作する上では、校正記号に関する知識を身に付けることが大切です。


2. 校正記号の“トル”の意味で使われるもの | Dr.シローの覚え書き

また、優れた技量の書き手が書いた文章も、誤字脱字や表記のばらつきが起こることはあります。文章が整っているように見えても油断せず、「校正が必要な部分がある」という姿勢でチェックすることが大切です。
特に、数字や固有名詞の誤りには注意しましょう。

校正はよく、校閲や推敲と混同されることがあります。しかし、文脈の表現を正す校閲や、文章を練り直す推敲とは異なり、です。そのため、校正の際に文章をブラッシュアップするのは避けましょう。

トル(トルツメ)・トルアキ(トルママ)の意味/よくある間違い 「トル」は校正記号の中でも、TOP5にあげられるぐらいよく使用するものです。

いかがでしょう。だいぶわかりやすい指示原稿になったのではないでしょうか。
ですが……指示を入れたあなたが校正記号を理解していても、修正者が知らない可能性もあります。
直観的に意味を把握しやすい記号とはいえ、「きっとわかってくれるだろう」は禁物。校正記号に補足を書き加えることで、よりわかりやすくなります。
誰が見ても取り違えが起こらない指示原稿を目指しましょう。(ここでは詳しい説明を避けますが、一部の指示はJIS Z 8208の「許容できる使い方」と同じものです)

文字を削除する指示は「トル」ですが、「トルアキ」と取り違えられる可能性もありますので、万全を期すために「トルツメ」と記入します。
また、範囲指定は斜線だと見づらいことがあります。○で囲んだ方が視認しやすいようなら、斜線にこだわらなくてもいいでしょう。

一度入れた修正指示を取り消したいときには、元の内容を活かすという意味で「イキ」と書き込みます。
取り消しの際は、

具体的な校正記号の手記号と併用記号をご紹介します。 よく使う校正 ..

この資料では、マニュアル制作のプロが「校正」という工程において、
どのようなことに気を付けていて、どういったテクニックを用いているのか?
10のポイントでご紹介いたします。

校正記号は、文章だけでなく、字間や行間、紙面のレイアウトなど、印刷物のあらゆる修正指示が可能な記号です。

校正記号ってどうやって使えばいいの? よく使う記号を一覧で紹介!

それでは、上で紹介した校正記号を使いながら、サンプルのパンフレットに修正指示を入れてみましょう。
基本のルールにもありましたが、引出し線は線同士が重なったり、他の修正したい要素にかかったりしないように配慮して引き出します。

基本的な7つの校正記号をご紹介しましたが、これら以外にも校正記号はたくさんあります。
ルビの付け方や大文字・小文字の修正指示など、他の校正記号も知りたい!という方は、
「」を参照してみてくださいね。


該当する文字に斜線を引いて、引き出し線の先に「トルアキ」「トルママ」と記載します。 校正の記号について

一部のか、上部に丸カッコ開き「(」のような記号を書き込みます。続いて
フォント名の示し方は校正のルールで決められており、明朝体は「ミン」、ゴシック体は「ゴチ」または「ゴシ」です。

校正記号(proofreaders mark, correction mark) 【印刷用語集】


行間に指示記号を入れます。
行間を詰めるときは「ツメ<」(もしくは「ツメル<」)、行間をあけるときは「○行アキ>」と書きます。
字間の調整にも同様の記号を使用します。

【校正の基礎】校正記号の一覧を分かりやすく解説 | wordrabbit

指示や記号、引出し線を斜線で消し、修正を取りやめる文字の近くに「イキ」と記入します。

校正記号には「トル」や「字下げ」など数十を越える種類があります。以下に代表的なものをまとめてご紹介します。 誤字などの訂正

ゲラでの校正は、誤りを見つけやすいメリットがあります。パソコン上で確認するよりも、一度紙に印刷してじっくり読みこんだ方が、間違いに気づきやすくなります。

校正記号を使うことで修正指示が分かりやすくなり、間違いや見落としといった修正時のミスを減らすことができます。 ○トル(トルツメ)


改行したい位置に縦線がくるように記号を書きます。
改行を取り消して行を続ける場合は、文末と文頭を線でつなぎます。

各種の校正記号, JIS Z 8208 印刷校正記号が決められています。下の抜粋参照

校正では、文字間や行間が詰まりすぎているときに文字の間を広げたり、行の間を広げたりする処理を行うことがあります。
字間を開ける場合には、複数の字間を広げたいときには、広げたい部分全てに「V」を入れましょう。

ですから、 ダンクでは校正記号を覚えることよりも、【校正指示の3要素】 ..

上記のよく使う校正記号の中でも本当に頻繁に使うものは一部だけなので、この機会に覚えておけば、普段の文章修正の時間が短縮できるはずです。

日常的に原稿を書いているなら、校正用語や校正記号を覚えておくことをおすすめします。

行を変えて更に段落始まりの文字を字下がりにしたい場合に使う校正記号です。

「トルツメ」とは、削除してその分詰めることを意味する校正記号です。

行を改めたい位置にクランク状の記号を記入します。
逆に2行になっている箇所を1行にしたい場合(追込み)は、前行の最後と次行の先頭を曲線でつなぎます。

トルツメとは、校正記号の一つで、不要な文字や記号を削除し、その後を詰めるという指示です。 ; 例文


「小サク」「大キク」と書き加えます。行間に十分なスペースがない場合、修正の要領で引出し線を使う手もあります。

@Invesdoctor (空白あるいは文字を)取って詰める→トルツメという認識でいいですか? ..

トルツメは文字を削除して、削除した部分を詰めることを指示する記号です。
省略して「トル」とすることもあります。
また、削除した箇所をそのまま空白としてあけておく場合には、
カタカナで「トルアキ・トルママ」と記入します。
省略してアキ・ママとすることもあります。

なお、学参ではトルではなく、トルツメとしておいたほうが無難です。特に ..

また、段落を新しく作りたいときは、下部から左側に向けて線を書き加えて、階段状の記号にします。なお段落改行の場合は、段落始まりの部分を一字開ける「字下げ」が必要です。

トルアキとは、校正の用語で、余計な文字や記号を削除し、空いた部分は詰めずに ..


取り消しが明確にわかるよう、書き込むペンの種類や色を変えるのもいいでしょう。
また、「イキ」の指示は修正を取りやめる箇所近くに記入する、という基本ルールは守るようにします。「イキ」を引き出して書くと、逆に混乱を招く恐れがあります。

校正の際、余計に挿入された箇所を取り除く指示は、「トル」と表現される。


誤字の訂正と同様に引き出し線を引きますが、行の外側まで引かず、
削除する文字の近くにカタカナで「トルツメ」と記入します。
また、本文の文字よりも小さい文字で書き込みます。

羊なら,読んだことがあるぞと見直したら,校正記号で,記事にリンクしていました.

今度は、逆に小書き仮名から直音へ修正する場合に使う校正記号です。

印刷物の校正に欠かせない校正記号をご紹介!校正の共通言語を把握して円滑な校正作業を!

ここまで校正記号の使い方と、それをわかりやすくする補足について見てきました。最後に、「伝わる(思った通りに直ってくる)」修正指示のために、気を付けたいポイントを3つご紹介したいと思います。

校正指示記号の一つ。 不要な文字・記号などを削除し、その後を詰めるという指示。

直音を小書き仮名(ぃ・ィ っ・ッ 等)へ修正する場合に使う校正記号です。

引き出し線の終点に「トル」と片仮名で書くことで、起点にある文字を取り去って詰めます。 画像 引き出し線+トル

脱字の修正など、文字や記号、句読点を挿入する時には、挿入する位置に「∧」または「>」(縦書きの場合)をつけ、、引き出し線を引いてアルファベットの「y」のように記入し、挿入する文字を2本の線の間に記入します。