ダイアン吉日 / 英国人落語家 落語で日本文化を世界に広める[前編]


国際学部1回生の「ワークショップ」の特別授業として、ダイアン吉日さんの英語落語イベントを7月10日(水)に開催しました。
ダイアン吉日さんは、日本や世界で活躍するイギリス出身の英語落語家です。バルーンアーティストや、ラフターヨガ講師としても活躍されています。


ダイアン吉日 プロフィール|講演依頼・講師派遣のシステムブレーン

ダイアンさんに英語落語を一席ご公演いただいた後、国際学部の学生一人を高座に上げていただき、落語家の見立て道具である「扇子」と「手ぬぐい」を使って、「食べる」「飲む」といった動きを教わりました。学生たちは、想像力を豊かに使って、英語落語の世界を楽しみました。その後のご講演では、多彩な才能を持ち、多方面で活躍するダイアン吉日さんが、どのようにして自分の夢を叶えてこられたのか、その秘訣を英語と日本語を交えてお話し下さいました。「人の意見を気にして自分の夢を諦めないこと」というダイアンさんの力強いメッセージに、学生は多くの励ましをもらった様子でした。

ダイアン吉日さんに笑いと希望をたくさんいただき、学生にとって非常に有意義なひとときとなりました。

ダイアン吉日 / 英国人落語家 落語で日本文化を世界に広める[後編]

初来日の体験を落語にした創作英語落語「ワンダフル・ジャパン」一席と、日本と外国の文化・風習の違い、驚きなどを関西弁で彼女風におもろしく講演します。

父は伝統的なイギリス人タイプで、アドベンチャーには全く興味がない、落ち着いたマイペースな性格。飛行機にも乗れません(笑)。そもそもイギリスは日本と同じ小さい島国だから外国に行くのはたいへんなことなのです。反対にお母さんは若い頃にヨーロッパを一人で旅行してました。当時ではすごく珍しいことです。アドベンチャー好き。性格もいつも趣味や家事などいろんなことをしてて忙しそうにしてる。だから私はお母さん似ですね(笑)。

Diane Orrett INTERVIEW ダイアン吉日 落語家

そもそもの原点からお話すると、私は幼稚園の頃からほんまに外国語を喋ってみたいとか外国に行きたいと思っていたんです。子どもの頃は好奇心がいっぱいでしょう? 父や母によくいろいろな物語の本を読んでもらったり、いろんな国の民族衣装を着ている人形を買ってもらっていたことも影響しているのかも。それで自然と外国への興味が広がり、知らない世界に住んでみたいという気持ちが強くなっていったんだと思います。

落語や生け花、茶道などを通じて日本文化の素晴らしさを海外に発信しているイギリス・リバプール出身の女性落語家、ダイアン吉日さんに日本文化の素晴らしさをお聞きしました。ダイアンさんの日本の文化に対する深い愛情が、自ら着付けをした艶やかな着物姿にも表れていました。

「楽しい。だから伝えたい」 バイリンガル落語家 ダイアン吉日さん

1月24日(日)市立北須磨文化センター(須磨区中落合)で、ダイアン吉日(きちじつ)さんの英語落語と「笑いで世界をひとつに」と題された講演が催され、約80人が参加した。

ビートルズの「イエローサブマリン」の出囃子(でばやし)にあわせて、華やかな着物を着こなし颯爽と登場したダイアンさん。ビートルズと同じイギリスのリバプール出身で幼少の頃から外国に興味があったという。バックパッカーで世界中を旅している時に、友人の勧めで初めて日本を訪れたのが1990年。3カ月ぐらいの滞在のつもりが日本の伝統文化に魅了され、陶芸・茶道・生け花・着付けを習った。茶道と華道は師範の資格を持ち、着物は450着、帯は200本所要するほどの着物好き。「着付け教室の生徒は全員日本人!イギリス人に習ってる!なんでやねん!」とつっこむ。表情豊かにテンポよい関西弁で話すダイアンさんに参加者たちは終始笑いっぱなし。


Posted at 10:43h in ダイアン吉日 『英語落語』 by 和道

日本が大好きな彼らと接していて、新しい夢が見つかりました。彼らに、もっともっと日本のことを知ってもらいたい。落語でも生け花でも着付けでも、私が感動して体得してきたものを、世界に伝えていきたい。そのためにも、私自身がさらに深く日本文化を勉強して見聞を広め、世界中の人に、日本の魅力を楽しみながら知ってもらいたいと思っています。

にんげん模様 ダイアン吉日 英語落語家 歴史ある日本文化の素晴らしさを、世界中 ..

こうして苦労の末作り上げた英語落語を、海外で披露する機会を得ました。ここ最近は特に、外国で日本文化に興味を持つ人がどんどん増えていて、生の落語に初めて触れる彼らは、興味津々で聞きに来てくれます。最近訪れたドバイでは、ドバイで生まれ育ったので日本に住んだことがないという日本人の子が、生まれて初めて聞いた落語がイギリス人の話す英語落語だったという、とても面白いシチュエーションになりました。

多文化共生講演会「バイリンガル落語家 ダイアン吉日 落語講演会」

【幕別】英国出身の落語家ダイアン吉日さん(大阪在住)による落語とトーク「ダイアンから見た日本」が16日、町忠類のふれあいセンター福寿多目的ホールで開かれた。90人余りが来場し、創作落語と軽妙なト...

2023年度 国際学部イベント「英語落語(ダイアン吉日さん)」が開催されました! ..

私には、絶対に欠かせないアイテム。着るだけでなく、飾って目で楽しむものでもあり、美術品としてひとつの世界が出来上がっています。生け花を習い始めた時に、初めて着物を着て、素敵! かっこいい! と思いました。着ている間は苦しくて大変でもあるけれど、自然とエレガントな姿勢をとるようになるのも好きな点です。

ダイアンから見た日本~笑いで世界をひとつに~ (落語付き講演)

英訳が難しいもののひとつが、日本独自の食べものです。古典落語の代表的作品「まんじゅう怖い」を英語に翻訳してみましたが、まんじゅうがどうしても伝えにくい。Rice cake ではないし、Bean cake と言うと材料が何かはわかるけれど、それがどんな食べ物なのかはわかってもらえない。思案した挙句、「まんじゅう怖い」ではなく「寿司怖い」に変えて話を仕上げました。

2014年 4月 4日. 当館は、日本で活躍する英国人落語家ダイアン吉日さんがハワイを訪問されたことを受け、英語落語公演会を実施しました。

イギリス リ・バプール出身のパワフルな落語家。ほんの数ヶ月の滞在のつもりが、すっかり日本文化に魅せられ、今では華道、茶道、着付けもこなすパワフルパフォーマー。笑いで世界をつなぐ懸け橋となるべく、明るく前向きに生きる術をユーモアを交えながら伝える講演・英語落語が幅広い層から支持される。

ダイアン吉日さんの英語落語を見たことのない方は騙されたと思ってぜひ一度見てみることをお勧めします。

また、自分自身も大阪の長屋に住んで日本らしさを肌で感じ、時代劇を見ながら当時の言葉や習慣などを勉強して、単なる翻訳作品ではなく、文化・習慣を正確に伝える物語を作ることに努めました。

みなさん、英語落語って知っていますか? このたび、イギリス出身で英語落語家のダイアン吉日氏をお招きして、講演会を開催します。

多文化共生とは「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」(総務省より)です。言葉や文化の違う外国人とふれ合ったり、また同じ地域の中...

令和6年度 阿見町男女共同参画社会推進講演会『ダイアンから見た日本~笑いで世界をひとつに~』(講師 ダイアン吉日 氏)を開催します ..

落語の世界に触れてみると、これもまた奥が深く、自分でもぜひトライしてみたくなって、当時あった英語落語道場に通い基礎を学び始めました。古典落語を独学で勉強し、辞書とにらめっこしながら英語に訳してみるのですが、物語の背景が現代ではないので、どうしても辞書で探しきれないこともあります。そういうときは、噺家さんたちに直接教えてもらいました。

定期試験は 7 割を英語落語より出題し,3 割を事前に配布していた家庭学習用リスニン

2022年10月に出入国在留管理庁が発表した報道資料によりますと、2022年6月現在日本に居住する外国人の数は269万1,969人。昨年末に比べ約20万人(7.3%)増加しており、この傾向は今後も続くものと想定されていま...

【大安吉日?!】 本日、出張英会話レッスンに行った、76歳のおじいちゃん生徒さんからの新着情報です 女性の落語.

ニュージーランドのスキー場でアルバイトをしていたときにアメリカン人のバックパッカーと友だちになりました。彼女は以前、1年間日本の大阪に住んでたことがあって、「日本は絶対楽しいからぜひ行ってほしい」と言われたんです。でもちょうどその頃、日本はバブル期だったので、バッグパッカーにとっては日本は物価が高い国として有名でした。他のバックパッカーは「日本に行ったらお金がなくなるからやめた方がいい」と言う人もいましたが、彼女は「日本は治安がいいし、日本人はやさしくて親切だから、もしお金がなくなってお腹が空いていても誰かがご飯を食べさせてくれるから大丈夫。行ってください」と強く勧めました。それなら大丈夫かなと思い、1990年、バンコクに行った後、日本に来たんです。

[PDF] 英国人英語落語家 ダイアン吉日が見た 日本文化「Wonderful Japan」

いいえ。どこを回るとか、いつまでとか何の予定も立てず、両親にも「ちょっと行ってきます」とだけ言って、リュックサックひとつで出かけました。いわゆるバックパッカーですね。お母さんは「すぐに帰ってくるでしょう」と言ったけど、お父さんは「ダイアンだから帰ってこないだろう」と言ってました(笑)。私は何も不安はなかったです。

国内外で活躍中の英国人落語家、大阪から待望の来星公演決定! 2月12日金曜日, 7:00pm~ 9:00pm

多感な思春期に入ったばかりの中学生時期は、体の成長に心の成長が追い付かず、「自分とは何か」「自分はどんな風に見られるか」を強く意識し、さまざまな問題を抱えます。そんな子供たちの悩みに寄り添い、アンバランスな子供たちの道し...

(1)「寄席入門」落語家1(10分)(2)「日本語落語」落語家1(15分)(3)「日本語落語 [ ..

和の魅力に取りつかれた私は、自分が好きなことを徹底的に勉強しようと思い、生け花と茶道の師範の免状を取得しました。いつか帰国しても教えることができるかもしれないし、時代の流れに左右されない文化なので、ずっと仕事にできる可能性もあると思ったのです。そうするうち、知人の紹介で英語落語を得意にされていた故桂枝雀師匠のお茶子(※)を務める機会を得ました。